和食は世界的に見て「健康食」であるように謳われています。
ですが、世界に目を向ければ、健康食で溢れています。
例えば、和食と異なり、食事に塩やハーブは使うものの、デザートを除いて砂糖を一切使わないのは地中海・ヨーロッパ諸国です。
和食では、甘塩っぱい味が意外にも多く、塩分や砂糖の摂取量が多い色味をしています。
ですが、料理人は違います。
だしで旨みをきかせます。
だしも、昆布・椎茸・かつおなどがあり、濃いめにだしをとっても塩分量も微量です。
和食と洋食、それぞれの欠点をカバーすれば、健康食ができあがるワケです。
具体的には、発酵食品や野菜、魚を比較的多く摂る和食(定食)つまりは、一汁三菜の食事を中心にしましょう。
甘塩っぱい味になる場合には、砂糖をオリゴ糖に、油もエキストラバージンオリーブオイルにするだけです。
豆腐に醤油ではなく、ポン酢あるいはオリーブオイル、魚には刺身醤油ではなくオリーブオイルでカルパッチョに、コラボした健康食ですが、美味しさは折り紙付きです。